7月から転入してきた児童が
「先生が怖い」「嫌い」「先生の授業を受けたくない」と言って、
今日は廊下で授業を受けたり、
職員室で授業を受けたり。
自分の大好きな算数については、
教科書に載っていない難しい計算の仕方にも
興味津々だが、
それ以外のことは
基本的に気が向かない。
自分のペースで話を聞いてもらえないと
「無視をした」「話を聞いてくれない」というし、
他の児童と同じように接していても
「僕にだけ2倍厳しい」と言ってみたり。
自分に優しくしてくれる先生のところに逃げ込んでは
「あいつを殺してやる」とも言っている。
(聞こえているよ!)
終いには、教頭先生が
「今日は●●さんは、廊下で授業を受けます」とか
勝手に決めて
廊下に机を引っ張り出してしまう始末。
担任をやめたいのはこちらです!
どうか、教頭先生が担任の先生になってやってください!!
私は知りません。
イライラが募って
きっと他の児童や先生にも当たっていると思われる。
もとから性格の悪い、自己中心的人物なのに
その度合いが増して
手がつけられず、みんなから見放されること間違いなし。
冗談抜きで、●●さんの担任は辞めたい!
単に領域や各教科の内容を合わせるのではなく,
知的障害のある子どもの教育的対応の原則である
「生活に結びついた実際的で具体的な活動を学習活動の中心に据え,
子どもにとって自然で必要性のある具体的な経験を通して学習すること」
を重視し,工夫していく指導である。
学習指導要領には、通常の小中学校用のものと、
知的障害養護学校用のものとがある。
「知的障害養護学校編」には、
通常の小中学校の教科とは異なる
知的障害養護学校向けの各教科の内容が示されている。
実際の多くの指導は,「領域・教科を合わせた指導」によって展開されるが、
「領域・教科を合わせた指導」として
「日常生活の指導」「遊びの指導」「生活単元学習」「作業学習」が例示されている。
通常の学級を担任することを前提に大学で学んできたので、
特別支援学級を担任する際に、
「領域・教科を合わせた指導」という位置づけのものが理解不能であり、
戸惑う要素の一つである。
しかし、学習を進めていく中で、
向き合っている児童とはまた違う「ありえない平均的な児童像」から作られた
目標、評価規準、教育課程で学習を進めることは不可能であると知る。
そのため各担任が「個別の指導計画」を作成することになるのだが・・・。
これが私にとって
越え難い大きなハードルの一つであるといえる。
明日からは、また出勤の毎日。
明日は教育センターへ研修に。
明後日明々後日は部活&残務との格闘(笑)。
そろそろ2学期の準備もしなくては。
ところで、
前から考えていた「コンタクトレンズ計画」を始動しましたっ!!
とりあえず、1DAYの使い捨てからチャレンジ!!
車の運転もするのに、
0.02裸眼(右)で運転してました(爆笑)。
バックするのに、半ば勘で運転してしまう私。キャー
眼鏡を掛けることもありましたが、
視野が欠けるのが、とても嫌だったのです。
今日、眼科からの帰り道は、コンタクトをつけて運転☆
バックもスムーズです♪
運転していると、景色が次々に移り変わっていきます。
今まで、ぼんやり見えていた世界。
景色の中に見えているはずの看板の文字、
人の顔、草木などなど特に気もとめません。
それで当り前だと思っていました。
しかし、違うんだということに気付く。
茜色を溶かした日差しが草の先にまで光を届かせて
すっと溶けそうなのに、
草の先は、確かにそこにある。
道ははるか遠くまで続き、奥行きがある。
行き去る景色は、鮮明に
3D映像が迫ってくるような感覚。
草木の枝や葉っぱにこれほど表情があるものだとは
全く知りませんでした。
雑草や雑木林の木々が
すっごくすっごくきれいに見えました。
すれ違う車に乗っている人の顔も見える。
道を譲ってくれたドライバーさんにも目を合わせて会釈ができます。
こんな感動は、きっと今日明日ぐらいかと(笑)。
しかし、何だかよく見える景色は目に染みるのです。
・・・、なぜでしょうか・・・。
今日は、コンタクトレンズ記念日(笑)。
しかし、コンタクトの着脱は恐怖です。
今もつけていますが、
自力で外すことができるのでしょうか(^-^;)
使い捨てコンタクトは10時間以上つけていてはいけないそうです。
朝7時につけたら、夕方5時には外さないといけない(えーー)。
そんな時間はまだ勤務時間中ですが・・・(^0^;)
(部活指導中の時間帯。)
どうするの??
“屋根の下に公の心”と書いて、『窓』。
「吟遊詩人は聴き手が望むとおりに歌うものだ。
自分の悲しみを癒すために歌ったり、
自分の喜びを語ったりするののじゃない。
聴き手の心を組みとって、
ただただ聴き手のために歌うのだよ」
民主主義とは、窓を開けるということ。
窓という一つのことばが呼び覚ますのは、
日々の世界への風通しのいい眺望です。
子どもたちの心の窓を開いていくのが教員の務めであるならば、
決して独りよがりであってはいけない。
子どもたちが「今」伸びゆくにあたり
何を欲しているのかを見極める目と、
それに忠実に応える力量が問われる。
彼らには、大空を翔る翼がある。
それを感じながらも
うまく飛び立たせられない自分も知っている。
いちばんイライラするのは、
自分自身にあきらめて平気でいる我が心である・・・
『幼児期についての相談』より引用 息子のことで相談させてください。4歳の男の子ですが、会話らしい会話ができないので、通っている保育所で発達相談をすすめられました。発達検査を受けたところ、1年半の遅れを指摘され、「このまま行けば普通学級では学べますが、親子共々かなりの努力が必要です」と言われました。診断は、ちょうどグレーゾーン状態のようで、あえて言うなら「言語発達遅滞」といったところだそうです。 ●精一杯の子育てを!
http://www.hattatsu.or.jp/index01.htm
これから、物事の善悪等も教えていかなくてはならないのに、会話ができないし、教えても本人には理解ができないので、私自身、時々カーッとなり、つい怒ってしまいます。また「この子はどこも受け入れてくれないのではないだろうか?」などと思う自分が嫌になります。
心理の先生から「かなりの努力が必要」と言われるのもわかるのですが、焦りから何をどう努力したらいいのかわからなくなります。
あと2年で、小学生になります。地域では、まだまだ、発達に問題を抱える子どもたちのための受け入れ態勢が今ひとつ整っていないようですし、これからの長い人生を思うだけで、私のほうがバテてしまいそうです。まず何から始めればよいのか、いま考えなければならないことは何か、教えてください。
お便り受け取りました。あなたの戸惑いや混乱が伝わってきます。わが子の遅れやハンディを知らされた時の親御さんの気持ちは他者には計り知れないほど辛く、苦悩に満ちたものだと思います。
親も大変だと思いますが、さまざまなハンディを持ちながら暮らしていく子どもたちの苦労や戸惑いは大きいものです。
あなたの息子さんも友だちに話しかけられて、なんと答えればいいのか、自分の気持ちも伝えられず、どうすればいいのか、戸惑いのなかで暮らしていると思います。
息子さんのさまざまな困難や大変さを受け止めて子育てしてあげましょう。
「『すでに障害を負って生まれてきたのであるなら、残っている健康な脳の機能をフルに生かして発育を助け、彼ができるだけ自由に楽しく生きて行けるように、精一杯の子育てをしよう』と決心しました。」
自閉症の息子さんを立派に育てあげた小児科医の河島淳子先生は講演集の『よりよき家庭療育をこころがけて』の中に述べています。
子どもは親のきっぱりとした子育てのおかげで生活力をつけ、充実した人生を歩んでいけるのです。
●幼児期に必要な子育ての基本
診断され、遅れを知って「何かしなければ」と思って、専門家に尋ねても「かわいがってあげなさい」と言われるだけ、また、あなたのように「かなりの努力が必要です」と言われても、どんな関わりをしたらいいのか教えられず、途方にくれてしまうことも多かったと思います。
30数年間、私も試行錯誤しながら子育てのお手伝いをしてきましたが、育っていった人たちを見てきて、「幼児期の子育ての基本」は「あたりまえなこと」を根気よく働きかけていくことでした。
親たちや周囲の人々が「生活力をつけてあげよう」ときっぱりと心を決めて育てられた子どもたちは、成人して自立し充実した日々を過ごしています。
「子育ては子離れ」、いつの日にか親の手から離れて成人していく息子さんが、自分の力で生きられるよう、幼児期はその「基礎固め」と考えて育てられたらと思います。
①体力と動ける体と手を育てる
これからの長い人生を生き抜いていく体力と動きやすい体を育てていく。
日々の暮らしの中で歩くこと、運動トレーニング、手を使ってできる遊びや手伝いなどを根気よく続けていくと、確かな体力とともに、強い意志と集中力も育ちます。
②人の働きかけに応じる力を育てる
会話が苦手な子は、マイペースで周りの状況がわかりにくいので、運動・遊び・生活の中で人の働きかけに応じるかまえを育てていきます。
丁寧にことばも教えていきましょう。
ことばは専門家だけが教えるものではなく、親や家族が日々の関わりの中で働きかけ、子どもは使えるようになります。
③生活リズムを整える
脳の機能がよりよく働くように、幼児期に生活リズムを整えることが大切です。日中は、さまざまな遊びや活動をする(戸外にも積極的に出すこと)、早寝早起きをしてよい睡眠を確保する、食事・排泄など規則正しい生活習慣を身につけさせていきます。
④自分のことを自分でする力を育てる
着替え・排泄・食事など自分の手を使って身辺自立をすすめます。手を添えて丁寧にやり方を教えていくと必ずできるようになります。
⑤好き嫌いなく食べ物を食べる
いろいろな食物が栄養になって、体や脳の機能を高めていきます。私たちが出会った多くの子たちは、とても頑固な偏食でした。親たちも苦労されましたが、粘り強い働きかけで子どもたちは、何でも食べられるようになりました。体力もつきましたが、困難を乗り越えていける強い意志も育ちました。
どれも「あたりまえなこと」ですが、実際、働きかけると、なかなか大変です。「すんなり」とはいきません。
歩いたり、体を動かしたりするのを嫌がって抵抗する子、さまざまなことで働きかけをしても、少しも関心を示さなかったりする子もいるでしょう。
相当の覚悟で臨まないと子どもに負けてしまいます。時にはあなたのようにカーッとなってしまうこともあるでしょう。でも、親が投げ出してしまったら、子どもは成長できません。子どもの発達を信じて、根気よく働きかけ、育ててあげましょう。
入学のこともご心配でしょうが、取り越し苦労はせず、今は、やるべきことを淡々と進めていけるといいですね。その結果、2年後に考えればいいと思います。
「子育て」は長丁場です。時には息切れすることもあるでしょう。また孤独な思いになることもあると思います。ご家族や友人にも相談して力になってもらいましょう。また、具体的なことで困ったら、またこのコーナーにお便りをください。およばずながらお力になれればと思います。
息子さんの将来を信じ、日々の暮らしを大切にして育てられますように!
お身体を大切に。お返事まで。
辻 滋子(発達協会)保育士
毎日子どもと向き合っていると
だんだんと基本理念を見失いかけます。
ついつい、目につく「できないこと」をできるようにしようという気持ちが
強くなってしまうのです。
また、子どもに流されて「まあ、いいか」と
不必要に折れてしまうということもあります。
しかし、将来のことを考えると、
一日一日の小さな成長もないがしろにできません。
「今、なにをすべきか」を常に見詰め
少しずつ成長を促し、できるようになったことを認め、ほめていくことが
大切なのだと思います。
冷静さを失わずに、この一年をきっちりと過ごしたい。
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